保湿パジャマの選び方|「生地に塗るタイプ」と「繊維に閉じ込めるタイプ」の違い
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「パジャマで保湿できる」と聞くと、少し不思議に感じるかもしれません。けれど今、生地そのものにうるおいの工夫を施した"保湿パジャマ"は、百貨店や通販で累計数十万枚規模の販売実績を持つ、確立されたカテゴリになっています。
ただ、ひとくちに保湿パジャマと言っても、実はうるおいの仕組みがまったく異なる2つのタイプがあります。この違いを知らずに選ぶと、「思っていたのと違った」ということになりかねません。
この記事では、保湿パジャマの2つのタイプの仕組みの違いと、選ぶときに確認したい3つのポイントを解説します。
保湿パジャマとは
保湿パジャマとは、生地に保湿成分や美容成分を組み込むことで、着ている間の肌の乾燥に配慮したパジャマ・ナイトウェアの総称です。
睡眠中は、エアコンによる乾燥や寝具との摩擦など、肌にとって負担のかかる環境が長時間続きます。一方で、パジャマは1日のうち6〜8時間、肌のもっとも広い面積に触れ続ける衣類でもあります。この「長時間・広範囲に肌へ触れる」という特性を活かしたのが保湿パジャマです。
保湿パジャマの2つのタイプ
現在市販されている保湿パジャマは、仕組みで大きく2つに分けられます。
タイプ1:生地の表面に保湿成分を加工するタイプ
綿などの生地の表面に、シアバター・オリーブオイル・シルクアミノ酸といった天然由来の保湿成分を後から加工する方式です。
代表的な商品に、株式会社リオグループホールディングスの「着る保湿クリーム®」シリーズがあります。累計販売枚数25万枚を超える人気シリーズで、百貨店や量販店でも広く扱われています。生地自体の水分率を高めることで、ベールのように肌を包む着心地が特徴です。なお、同シリーズは公式に「化粧品ではありません」と明記されており、あくまで肌あたりのやさしい繊維製品という位置づけです。
- 仕組み:生地表面への成分加工
- 価格帯の目安:4,000円〜7,000円前後
- 位置づけ:繊維製品(化粧品ではない)
タイプ2:繊維の内部に美容成分を閉じ込めるタイプ
もうひとつが、繊維をつくる段階で内部に美容成分を封入する方式です。
たとえばmizulyのナイトウェアは、天然セルロース由来の繊維の内部に、ビタミンE誘導体(酢酸トコフェロール)を封入しています。表面に後から成分を乗せるのではなく、繊維そのものの中に成分を貯蔵しているため、体温と肌へのやさしい摩擦によって、着ている間に成分が少しずつ肌の角質層へ移行します。
この方式の製品は、繊維製品でありながら化粧品として届出されているものがあり、その場合「皮膚にうるおいを与える」といった化粧品としての効能を明示できます。これはタイプ1との明確な違いです。
- 仕組み:繊維内部への成分封入
- 価格帯の目安:15,000円〜25,000円前後
- 位置づけ:化粧品として届出されたものもある
選ぶときに確認したい3つのポイント
1. 化粧品として届出されているか
「保湿」「うるおい」という言葉が使われていても、製品の法的な位置づけはさまざまです。化粧品として届出された製品は、成分や効能表現について化粧品基準に沿った管理がされています。肌へのはたらきを重視するなら、商品ページで「化粧品」の記載があるかを確認しましょう。
2. 洗濯後も機能が続くか(試験条件を見る)
保湿パジャマは毎日着て、繰り返し洗うものです。だからこそ「洗濯何回まで機能が確認されているか」は重要な比較ポイントです。
表面加工タイプでは洗濯10回程度の持続試験を公表している商品があります。一方、繊維内部に成分を封入するタイプでは、60℃での洗濯を100回繰り返した後も機能の持続が確認された試験データを持つ素材もあります(第三者評価機関による試験)。数字の大小だけでなく、試験条件が公開されているかもあわせて確認すると安心です。
3. 続けられる価格か
タイプ1は手に取りやすい価格帯が魅力で、ギフトやお試しにも向きます。タイプ2は繊維製造の段階から特殊な工程が必要なため価格は上がりますが、化粧品としての位置づけや長期の洗濯耐久データなど、価格に対応する裏付けがあります。毎晩使うものなので、「1晩あたりいくらか」で考えてみるのもおすすめです。
まとめ:仕組みの違いを知って選ぶ
- 保湿パジャマには「表面加工タイプ」と「繊維内部封入タイプ」の2種類がある
- 化粧品として届出されているか、洗濯試験の条件、価格のバランスで選ぶ
- 手軽に試すなら表面加工タイプ、肌へのはたらきと持続性を重視するなら繊維内部封入タイプ
mizulyのナイトウェアは、繊維内部にビタミンEを封入した「タイプ2」の化粧品届出済みナイトウェアです。仕組みの詳細はうるおう仕組みのページで、洗濯100回試験のデータとあわせてご覧いただけます。
※「着る保湿クリーム」は株式会社リオグループホールディングスの登録商標です。本記事は公開情報に基づく一般的な解説であり、特定商品の効果を保証・否定するものではありません。
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